年収500万円のサラリーマンの手取りが100万円増える
さて、サラリーマンが独立すればどの程度税金が安くなるのか、
具体的に検討してみましょう。
収入が1000万円のとき、給料の場合と事業収入の場合の税額の比較をしてみます。
まず給料の場合。
給料1000万円ならば、サラリーマン控除(給与所得者控除)は220万円なので、
1000万円-220万円で、差し引き780万円が課税所得ということになります。
この780万円に税率をかけたものが税金になるのです。
一方、事業収入の場合。
1000万円の事業収入の場合、
個人事業者の平均的な経費率というのは7割程度ですので、
1000万円-700万円で、
差し引き300万円が課税所得ということになります。
この300万円に税率をかけたものが税金になるのです。
給料も事業収入も税率は変わりませんので、
780対300の割合で税金の額が違ってくるということです。
つまり、ダブルスコア以上の差があるのです。
で、前述しましたように、サラリーマンの場合、
税金や社会保険料が収入の4割を占めているわけですので、
もしこれが半分になれば20%もの収入アップになるのです。
収入500万円の人で実質100万円の増収、
収入1000万円の人で実質200万円の増収になるのです。
独立して業務契約を結ぶことで、なぜ節税になるのかわかっていただけましたか?
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