福利厚生費にはどんなものがあるのか?
福利厚生費という言葉、ご存じの方も多いはずです。
企業が従業員の福利厚生のために使う費用のことです。
従業員の健康や娯楽などに使えるお金です。
もしあなたが会社を作れば、
この福利厚生費も使うことができるようになるのです。
たとえば、スポーツジムの会費。
昨今のメタボリック蔓延社会の中、
スポーツジムに通って健康を維持しようという方も多いと思われます。
その費用は、会社の経費から出すことができるのです。
また観劇やスポーツ観戦。
年に何回か、サッカーや野球、コンサートに行くという人もいると思われます。
そういう費用も会社から出せるようになるわけです。
「社長が1人しかいない会社なのに、福利厚生費を出すことができるの?」
と思う方もいるでしょう。
それができるんです。
従業員が何人であろうと、社長1人しかいない会社であろうと、
会社という形態である限り、従業員(社長も含む)の福利厚生のために使われる費用は、
会社の経費として計上できるのです。
会社を作らなくても(個人事業でも)、福利厚生費を計上することはできます。
ただ、この場合、まったく自分のために支出する費用ということになりますので、
「公私混同ではないか」と税務署に厳しくチェックされる恐れがあります。
でも会社の場合、就業規則などで福利厚生に関することをきちんと記しておいて、
その通りのことを行っていれば、税務署からとやかくいわれることもありません。
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