勤めている会社の子会社にしてもらう
サラリーマンが独立して会社と業務契約をする場合、
もっとも懸念されることは、「社員としての身分保障がなくなる」ということでしょう。
「サラリーマンの独立」を推奨する経済評論家などはけっこういますが、
この論がいまひとつ盛り上がらないのは、この懸念があるからといえるでしょう。
なんやかんやいっても正社員というのは、
労基法できっちり身分が保障されています。
正社員でなくなれば、会社は非常に簡単に業務関係を切ることができるようになります。
昨今の不況のおり、これは大きな懸念材料といえるでしょう。
しかし、この懸念を解消する方法もいくつかあります。
まずひとつは、独立するときに、会社の子会社の社長という形態をとってもらうことです。
そして労働協約も本社と同じ条件にしてもらうのです。
そうすれば、普通に子会社へ転籍したのと同じことになり、
社員としての身分も守られます。
だから可能ならば、今の会社の子会社を作るという形で、
独立させてもらうことです。
そうすれば、「会社から切られる」という不安もなくなります。
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