領収書は残さないといけないのか?
税務申告というと、領収書を取っておかなければならない、
と思っている人が多いうようです。
確かに、領収書は取っておいたほうがいいのです。
領収書を取っておくことは、
義務というわけではないのですが、
もし税務調査などが入ったとき、
申告書の正当性を主張する証拠として有力だからです。
ただし領収書がなければ、絶対に経費として認められない、
というわけではありません。
もし領収書をもらい忘れたからといって、
その経費を諦めることはありません。
本当に仕事のためにお金を使った、
という事実があるのなら、
経費として計上できるのです。
たとえば、電車代の領収書をもらい忘れていたとします。
ならば、年間だいたいどのくらい電車を使うかを割り出し、
電車賃を算出します。
それをもとに、経費として計上すればいいのです。
この際に気をつけることは、
概算で経費を算出するときは、
実際よりも少なめにしなければならない、ということです。
経費が実際よりも多くなってはマズイですが、
少なければ問題はないのです。
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