「経費で落とす」というおいしい生活
前項では、家賃、光熱費などの生活費の一部を事業の経費として
計上するということを紹介しました。
でも経費を計上できるのは、これだけではありません。
たとえば、パソコンを使って仕事をするような人は、
パソコンの購入費やインターネット関係の費用も、
経費として計上することができます。
テレビやDVDで情報を収集するような場合は、
その購入費も経費に計上できます(ただし、1台当たり10万円以下のものは、
固定資産に計上し、耐用年数に応じて減価償却しなければなりません。
現在は特例で10万円ではなく、30万円まで一括で経費算入することができますが、
本来は10万円以上の資産を購入した場合は、
固定資産に計上しなければなりません。)
また、事業に関する書籍などの資料を購入した場合も、
もちろん経費に計上することができます。
情報収集のために雑誌を買った場合も同様です。
さらに、仕事に関係する人と飲食などをした場合は、
接待交際費を使うこともできます。
仕事に関係する人というのは、
別に取引先だけではありません。
ちょっとでも仕事の情報をもらえそうな人ならば、
接待交際費の対象となるのです。
こういう具合に、ほとんど生活費に当たるようなものでも、
事業をやっていれば、経費として計上することができるのです。
自営業者は、いつもこういうことをしているんです。
彼らの税金が安くなるのも無理はありません。
サラリーマンとは、全然違うでしょう?
自営業者ばかりがおいしい目にあうのは癪にさわることなので、
サラリーマンもこの仕組みをうまく使いたいものです。
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