赤字になっても本当に損をしているわけではない
ここまで、副業を赤字にして税金を安くする、
という方法を紹介してきました。
「税金が安くなったって、事業が赤字になったら損じゃないか」
と、思った方もいるんじゃないでしょうか?
確かに普通に考えれば、事業で赤字を出すとお金が減るわけですから、
税金が安くなったところでフトコロは温まりません。
しかし、そうならないところが税金の不思議なところなのです。
実質的には損は出ていなくても、
帳簿上だけ損を出すということができるのです。
簡単にいえば、経費を積み上げることです。
事業の経費といっても、仕入れ代金など事業に直接関係するものばかりではありません。
もし自分の借りているアパート、マンションなどで仕事をしていれば、
「自宅の一部が仕事場になっている」ということになり、
家賃の一部を経費として計上することができます。
水道代、光熱費なども同様です。
自宅を仕事場としてその6割を使っているということであれば、
自宅家賃の6割を経費として計上することができます。
家賃が月10万円であれば、6万円を経費として計上することができるのです。
それだけで年間72万円になります。
収入が数十万円の人ならば、もうこれだけで赤字になってしまいます。
それに光熱費も6割を経費として計上すれば、
100万円くらいの経費はすぐに積み上げることができるのです。
家賃を経費で計上すれば赤字になるけれど、
事業を行おうと行うまいと、
家賃はどうせ払わなければならないものです。
というか、本来は生活費の一部です。
それを事業の経費として計上できるというわけです。
なので、あなたは一切損することなく、
経費を積み上げることができるのです。
「赤字になったからといって、本当に損をしているわけではない」
というのは、こういうことなのです。
PR