お金には頭と尻尾がある
自分のお金をうまくコントロールできれば、「本当のお金持ち」になれます。
しかし、お金をコントロールするには、コツがいります。
それは、お金の頭と尻尾をつかむことです。
「お金の頭と尻尾って何?」
と思われた方も多いでしょう。
お金を増やす方法、お金をコントロールする方法は、
実は2つしかありません。
収入を増やすか、経費を減らすか、です。
「収入」と「経費」を自由自在に使いこなす、
というのがお金を自由に使う、ということになります。
つまり、お金の「頭=収入」と「尻尾=経費」というのがお金を自由に使う、
ということになります。
つまり、お金の「頭=収入」と「尻尾=経費」をしっかりつかんでいれば、
お金に不自由しないということです。
な~んだ、そんなことか?と思ったあなた、そう簡単なものではありませんよ。
これって実はわかりきっているようで、
あまり気付かれていないことなんです。
「サラリーマンは、収入も経費も自由に決められない。
サラリーマンが金を増やすのは会社次第」
そう思っている人も多いでしょう。
つまり、サラリーマンは、決してそうではありません。
というのも、サラリーマンの経費の中で、もっとも大きいのが税金と社会保険料なのです。
先ほどもいいましたように、両方合わせて40%もありますからね。
これを削るということは、すなわちサラリーマンの実質的な収入を増やす、
ということになるのです。
また先ほども述べましたように、収入とはいえないけれど、
「融資」については、サラリーマンは実は非常に有利な立場にあります。
サラリーマンには定収入があるので、融資を受けやすい。
サラリーマンは気付いていないかも知れませんが、
これはビジネス生活上、大きな武器でもあるのです。
たとえば、家を購入するようなとき、
自営業者などはなかなか借り入れができません。
でもサラリーマンならば、収入に見合った融資ならばすんなり通ります。
これは自宅の購入だけではなく、
別荘や賃貸アパートを購入するようなときにもいえることなのです。
サラリーマンは「融資」をうまく使えば、
けっこう快適なビジネスライフが送れるわけです。
また副業をすれば、収入を増やすこともできますし、
その上、税金を安くすることもできるのです。
サラリーマンでも、考え方、やり方によっては、
お金の頭と尻尾をつかむことは簡単にできるのです。
どうやれば、サラリーマンでもお金の頭と尻尾をつかめるようになるのか、
それがこの本の趣旨でもあるのです。
PR